博多とおりもん (明月堂)
漫画家の長谷川法世さんがCMしてます。自分の漫画のキャラ(アニメ)と共演してます。
「けっさくまーんじゅー 博多とおーりもん・・・」がテーマソングの、
愛される明月堂の博多通りもん です。
このお菓子は、他の銘柄のお菓子からすると、かなり新しい銘菓といえます。
そのぶん現代人の味覚に合うように作られていますので、子供や若い人にも好まれますね。
形は和風の饅頭ですが、材料はバター、生クリーム、練乳が使われているので洋風饅頭といえます。
しっとりとしていて口にいれた瞬間、バターや練乳のまろやかな風味が口いっぱいにひろがります。
モンドセレクションで入賞するのもわかります。
博多でしか販売されていないので、他県の方へのおみやげにはいちおしです。
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南蛮往来(さかえ屋)
商品開発に13年もかかった、発売23年目の大ベストセラーの南蛮往来は、年間400万個売れてます。
512層に折り畳まれたパイ生地は、一口食べるとサクッとした食感です。
アーモンド100%の生地へのこだわりは、フレッシュバターとのハーモニーでまろやかな甘さがあります。
そして100%純粋なラズベリージャムのあまずっぱさが良いアクセントになっています。
しとりしたケーキをサクサクのタルトに包んだ美味しさです。
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筑紫餅(如水庵)
すべての材料にこだわった、モンドセレクション4年連続金賞受賞の筑紫もちです。
「粘りがある」水稲と、「歯切れが良い」陸稲を合わせることで、粘りがあって歯切れのよい筑紫もち独特の食感になってます。
また、皮むき大豆の京きな粉の香ばしさ。これに、とろりとした黒蜜をかけて、いただきます!
水にも六段階の精製過程を経てつくられた超ミネラル水を使用して、なにからなにまでこだわってますね。
子供から年配の人まで、幅広い人気の博多を代表するお菓子です。
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ひよこ(吉野堂)
もはや全国区の銘菓です。埼玉にも工場をもって関東一円でも販売しているので、東京の銘菓と思っている人も多いのではないでしょうか。
ひよこの形のかわいいお饅頭ひよ子は、博多を代表するお土産です
元々は炭鉱景気の時に、筑豊で生まれたお菓子ですが、今は福岡に本社・工場があります。
子供のころは、ひよこの形をした柔らかいこのお菓子を、お土産にもらうと何個でも食べてました。
ところで、「福岡のひよこ」と「東京のひよこ」は微妙に顔・形が違っている事を知ってました?
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千鳥饅頭(千鳥屋)
寛永7年、佐賀県で「松月堂」として創業され、その後昭和2年に筑豊に支店として、和菓子「千鳥屋」 はできました。
面白いことに炭鉱景気の中で有名な饅頭はたくさん誕生しています。
昭和24年から福岡に出店してきて、洋菓子も作るようになりました。
千鳥饅頭は、長崎に伝来したカステラ・マルボーロの製法をいち早く学んだ千鳥屋が、日本独特の白餡を加味して作り上げた焼き菓子です。
選りすぐりの原料を焼き上げた生地で、北海道の白いんげん豆の白あんを包み込んだ、上品でまろやかな味わいです。
ひよこに比べるとオーソドックスな饅頭ですが、いまでも博多の定番のおみやげです。
ちなみに、大宰府の菅原道真公の故事にちなんで「千鳥饅頭」と名づけられたそうです。
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博多の人(二鶴堂)
「はかたのひと」と読みます。演歌の題名みたいですが、パッケージや包み紙に博多人形が描かれてます。
洋風感覚のバウムクーヘンに小豆羊羹を注入した、和洋折衷の菓子です。
調べてみたら、地元の演歌歌手、尾形大作がCMソングを歌っていました。
「はかたーのひとーよー」というさびは子供の頃からありましたが、3番まであるちゃんとした演歌になってます。
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鶏卵素麺(元祖 松屋)
福岡黒田藩の御用達でもあり、日本三大名菓の一つです。
結婚式の引き出物や大きな茶会の菓子に用いられる、ちょっと高級な菓子です。
特別な時、特別な人に贈るにはこれがいいでしょう。
特に茶の湯などたしなむ人には最適で喜ばれます。
しかし、どこでもここでもは売っていません。なので、川端の博多座向かいの本店か、デパートで買いましょう。
名前だけを見たらならば、玉子の素麺のように思ってしまいますが、
しっかり甘くて美味しいお菓子です。
元祖松屋の初代、松屋利右ヱ門が長崎で学んで以来、約360年間も、卵の濃い風味と砂糖のぜいたくな甘さは変わらないそうです。
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にわかせんぺい (東雲堂)
「博多にわか」でかぶるお面を、そのまま素朴なせんべいにしたのが 博多土産 「二○加煎餅」 です。
博多を代表するお菓子のひとつです。
「たまには喧嘩にまーけてこいー」というCMソングは30年前から同じです。
箱の中におまけで「にわか面」が一つ付いていて、子供の頃は、中身よりそっちの方がうれしかった覚えがあります。
小麦粉・砂糖・鶏卵でつくられたシンプルな味のせんぺいです。
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博多ぶらぶら(博多菓匠 左衛門)
昭和4年創業の博多でも有数の和菓子店です。
「はかたぶらぶら ぶらさげてー あんにたっぷり くるまれたー」というテレビ・コマーシャルが有名です。
博多ぶらぶらは、ユニークなデザインで、求肥餅をあんで包んであり、少し甘味を抑えた餅菓子です。
賞味期間6日間ほどなのですぐに食べてください。
登場しておよそ30年余り、今や全国に広がり、博多を代表するお菓子になりました。
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鶴乃子(石村萬盛堂)
博多っ子なら誰でも知っている銘菓・鶴乃子。
ふんわりやわらかいマシュマロに黄味あんの上品な甘さが特徴の和菓子です。
福岡城はその昔『舞鶴城』と呼ばれていました。そのことから「鶴乃子」と名付けられたそうです。
鶴は縁起がよくおめでたいもの、このお菓子もお祝いのお菓子として使われることが多いようです
実は「鶏卵素麺」をつくる時に卵の黄身しか使わないことから、その白身を利用して誕生したお菓子です。
知ってましたか?!ホワイトデーにマシュマロを送るようになったのは、1978年に、石村萬盛堂が岩田屋百貨店の売り場で開催した「マシュマロデー」が始まりで、全国に広がったんですよ。
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雪うさぎ(風月堂)
「ゆきうさぎー ゆきうさぎー あなたの おめめは なぜあかい かあさん夢みて ないたからー」というCMソングも30年変わりません。
外はマシュマロで中に黄身餡がはいっているのは、鶴乃子とよく似ていますが、うさぎの形をしています。
形のかわいさが、若い子にもうけてます。
東京でも小田急百貨店などで売っているようですが、2個入りのみしか販売されてないようです。 |
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